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 私立小学校に通わせるために、親として費用がどの程度かかるものなのか?知っておきたいものです。そこで、こちらでは文部科学省が平均的に掛かる学習費を平成22年度に調査した結果を紹介します。 公立と比較もされていますので、私立小学校の教育が充実していることを、この結果から知ることができるかと思います。
 年間の費用ですので、小学校6年間と間違わぬよう注意してください。
 まず、調査の目的を紹介します。
 「文部科学省は、子どもを公立または私立の学校に通学させている保護者が、子ども一人当たりの学校教育及び学校外活動のために支出した経費の実態をとらえ、教育に関する国の諸施策を検討・立案するための基礎資料とするため、標記調査結果を平成6年度より隔年で実施しています。」
 この経費の実態が平成22年に纏まったので公開されました。

 調査実施期間は、平成22年4月1日〜平成23年3月31日です。公開されたのが、平成24年2月10日となっています。

 結果から言うと、学習費総額(学費・塾)の公私間の差については、最も差が大きいもので私立小学校は公立の小学校の4.8倍にもなりました。驚きです。
 
 (1)幼稚園・小学校・中学校・高校の各学習費

 調査結果から、私立小学校では学費が高い。学校以外の学習費が高い。と言うことになりました。学校以外でも勉強をしていることになります。と言うことは、裕福な家庭ほど質の良い教育が受けられると言うことを意味しているとも言えると考えられます。

 (2)学習費総額の推移
 公立小学校と私立小学校の差は歴然としています。公立が横ばいに対し私立小学校は年々費用が増加している傾向があります。一般社会の景気に反している状態です。
 
 ここから、私立小学校学費とそれ以外の費用として、140万ほど年間に必要と言えるでしょう。この数値は、これから私立小学校を目指すか否かを判断するにも参考になる数値だと思います。
 しかし、年収400〜600万円の家庭でも私立小学校に通わせている事例もありますから、親の努力次第だと言えます。

 (3)学校教育費支出の状況について
 私立小学校に入学させる可能性が、この状況からも判断できますね。

 実際、費用も掛かりますが、親の努力も大変です。大変ですが楽しさも沢山あります。

 最後にですが、私立小学校には当然ですが学力の高い子が集まっています。幼児教育を経てくる子ばかりで勉強をする姿勢が身についています。そう言った子供たちと勉強を一緒にしますので、レベルの高いところでの学力の競争となります。ですから、勉強についていけなくなると学習塾に通う必要が出てきます。私立に行っていて勉強についていけない?疑問に思うかもしれませんが、公立も私立も各子供に勉強のスピードを合わせることは難しいものです。
 学習費が嵩むなら公立の小学校に行って、塾に通って私立中学校に行けばいいじゃないか!って言われる方もいますが、その時点での教育の質や勉強のレベルは大きな差になっています。
 特に英語などは、雲泥の差です。

 これらは、事実です。私立小学校に行ったからと言って、塾に行かないでも良いなどあり得ません。

 以上、参考にして頂ければと思います。 
 
 グラフ等は、文部科学省の資料を引用しています。
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