私立小学校の勉強と学校生活について、経験をもとに紹介しています。
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私立小学校の災害時の対応
 私立小学校へ通っていて不安になるのが、実際に経験しましたが学校にいる時に公共機関が停止した場合です。災害時に公共機関が停止した場合には、学校ではなく親が一番しっかりしなければなりません。

 (1)実際の災害時の対応
 3.11が発生した時に我が子は学校にいました。ちょうど下校する準備ができ学校のバスに乗り込んでいる最中でした。
  地震と同時に公共機関が止まったので、学校側も下校を中止しました。
 学校側も大きな災害が発生したと考えたのでしょう。お米の手配をして夕飯の準備をしました。時間の経過とともに未曾有の災害であることが分かりました。結果的に学校側の対応は正しく、一昼夜帰宅できず学校で過ごした生徒が多かったのです。

 下校は、親が学校に迎えに行ける子供のみ下校させました。その連絡も一斉メールと学校のHPにアップされました。

 通常なら学校に車で迎えに行くと1時間程度なのに、当日は2時間程度掛かる人や4時間程度も掛かる人がいました。

 小中高と一貫教育だからなのでしょうか。高校には合宿用の布団があったので、生徒は布団を借りて親が迎えが来るまでの間、小学生は寝て待っていました。しかし、中高生は、布団もなく、制服のままでごろ寝、夜を明かした方も多かったようです。

 今回は、下校する直前だったこともあり下校中に起こったことではなかったので胸をなでおろしましたが、登下校中だった場合を考えると。。。この時を切っ掛けに登下校中に発生した災害などで公共機関が止まった時にどの様に対応するかを子供と話しをしました。
 下校中では、メールも電話も繋がる保証はありませんからね。

 また、親としては、災害時に学校まで迎えに行くルートを十分検討しておいた方が良いことも分かりました。通常の道を使用すると渋滞で身動きできなくなります。裏道を把握することをおすすめします。また、自転車でのルートも考えておくと良いでしょう。
 ちなみに、我が家は、バイクを使用したことで大渋滞でしたが通常と同じ時間で学校に子供を迎えに行くことができました。

 数時間かけて、自転車で迎えに行った親もいました電動自転車は大活躍だったようです



(2)我が家の災害時の対応
 ちなみに、我が家では友達と一緒にいる。友達がいなければ駅で待機。電車の中やバスの中ならば、車中で待機とさせました。

 とにかくメールが通じるまで待機とさせました。自転車でも一時間走れば迎えに行ける距離なので、そうしました。

 また、友達の家に居させてもらう等も話しました。

(3)学校の災害時の対応
 3.11以降私立小学校では、非常食を備える動きがありました。3日分の非常食を備蓄するのが一般的です。我が子が通う私立小学校も災害以後、災害時の対応として非常食を備えました。また、布団等も備えました。

 災害時の対応に関しては、多くの費用を掛けて設備投資をする学校もありました。例えば、自家発電設備等です。

 学校にいて災害が発生した場合は、学校待機のルールとなりました。一斉メールや学校のHPで連絡。必ず親が迎えに行く。等です。

 ちょっと遠い私立小学校へ通わせている方は、子供を安心させるにも繰り返しますが親の対応が重要です。



 親としてどうすればよいか?可愛い我が子を守るには如何したら良いか?親は不安で仕方ないものです。そんな不安を払拭したい方にいは、最新版 災害時ハンディ便利帳で対策して下さい。事細かに対応方法が書かれているので親としての考えが理解できます。この本を呼んで対応方法を決めれば心強いですよ。

 なお、登下校時の災害時の対応マニュアルは、ちょっと見当たりませんでした。

 その他としては、ママの心強い味方として被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40がおすすめで、ふむふむと感心するばかりでした。子供と災害について話す機会を与えてくれるでしょう。

(4)気象による対応
 気象によって台風等の影響による公共機関が止まる可能性が有る場合は、学校側から一斉メールが届きます。

 登下校時前にその連絡は入ります。遠くから通う子供も多いので、公共機関が止まる可能性がちょっとでもあると休校になります。結果的に問題ない場合がおおいかな。

 学校側は、早めの対応をしてくれますので親としても安心です。

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